図書館本。
眠ると記憶がなくなってしまう「前向性健忘」の作家が主人公。
毎朝毎朝「引継ぎ」を読んで自分の状況を理解するのは分かるのだけど、量的にそれだけで一日が終わりそうだし、理解が追いつかない気はします。
病というか症例は事実あるのでしょうが、ちょっと設定が非現実的な気はしました。
また、若い読者層向けにわざとそうしているのか、全体的に文章はやや稚拙な印象。
語り口調といいラノベみたいな感じで、高校生が読むのなら良いのかもしれません。
兄ちゃん大好きっ子な妹の存在は何だったのだろう。
メチャクチャ思わせぶりな描写が多いわりに、最後まで特に何も起こりませんでした。